宅間守 氏(たくままもる)
死刑囚[日本]
(獄中結婚し執行時は吉岡守)
2004年 9月14日 死去死刑執行享年40歳
宅間 守(たくま まもる、1963年〈昭和38年〉11月23日 - 2004年〈平成16年〉9月14日)は、日本の無差別殺人犯。
2001年(平成13年)6月8日に発生した附属池田小事件の犯人である。
殺人罪などに問われ、2003年(平成15年)9月26日に死刑判決が確定、2004年9月14日に大阪拘置所で死刑を執行された(40歳没)。
経歴=
生い立ち=
宅間は兵庫県伊丹市の工場街にある工員家庭の家に生まれた。
小学校時代の宅間は担任教諭から手を焼く乱暴者で悪質ないたずら小僧と言われ、たびたび問題行動を起こし、幼稚園入園前は三輪車で国道の中央を走って渋滞させたり、大きい石を投げて相手にけがさせる、走っている列車に向かって石を投げる、線路に石を置く悪質な列車妨害、弱いものいじめ、暴力行為を行ったりしていた。
小学生時代のあだ名は『ゴン太くん』であり、犬や猫などの動物を新聞紙に包んで火をつけて殺害したこともあった。
小学校卒業後も問題行為はエスカレートし、本人が事件後鑑定医に語ったところによれば、「好意を抱いていた女子生徒の弁当に精液をかけた」こともあるという。
大人しくもなく、これらの悪事を繰り返す一方で、他人との協調性は極端に低く、悪仲間との徒党を組むこともできなかった。
小学5年生の時、同級生の女子からパイロットのおじさんの話を聞いて憧れる。
その頃、大阪教育大付属池田校の存在を知り、勉強するようになるが、父親は「教育大付属中に入る子は小さ ……
宅間守さんが亡くなってから、20年と100日が経ちました。(7405日)