アニエス・ヴァルダ 氏Agnès Varda
映画監督[フランス]
2019年 3月29日 死去がん享年92歳
アニエス・ヴァルダ(Agnès Varda, 1928年5月30日 - 2019年3月29日)は、ベルギーのブリュッセル出身の映画監督である。
「ヌーヴェルヴァーグの祖母」と呼ばれることもある。
来歴・人物=
ベルギー生まれ。
父親はギリシャ人、母親はフランス人。
第二次世界大戦を逃れてフランスに渡る。
映画監督になる前は写真家として活躍していた。
1965年の『幸福』でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞している。
1985年の『冬の旅』でヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞している。
映画監督のジャック・ドゥミと1962年に結婚し、彼が死去するまでともに「カイエ派」に対して「左岸派」と呼ばれた。
息子のマチュー・ドゥミは俳優、娘のロザリーは映画衣装デザイナーになった。
2017年にはドノスティア賞を受賞した。
2017年の第90回アカデミー賞で、長年の功績を称え名誉賞が授与された。
2019年3月29日、乳癌のため死去。
(フランス現地時間)
ギャラリー=
コリンヌ・マルシャンとともに(1962年)
左からカトリーヌ・ドヌーヴ、ジャック・ドゥミ、ヴァルダ(1966年)
1965年に監督した『幸福』
カルティエ現代美術財団美術館の庭にあるアニエス・ヴァルダの飼い猫「木の上のニニ」の像、隣はインスタレーション作品「猫の家」
主な監督作品=
ラ・ポワント・クールト La Pointe Courte (1955年) - 長編デビュー作、編集アラン・レネ
コートダジュールの方へ Du côté de ……
アニエス・ヴァルダさんが亡くなってから、5年と240日が経ちました。(2066日)