デヴィッド・C・H・オースティン 氏David C.H. Austin
バラ育種家[イギリス]
2018年 12月18日 死去享年93歳
デヴィッド・チャールズ・ヘンショー・オースティン (David Charles Henshaw Austin OBE、1926年2月16日 - 2018年12月18日)は、イギリスのバラ育種家。
彼が作出したバラは、イングリッシュ・ローズ(English Roses)の総称で呼ばれている(イギリスの王立バラ協会が認定したバラの一種ではない)。
日本ではデビッド・オースチンの名で紹介されているが、ここでは英語の発音表記に合わせてデヴィッド・オースティンとする。
経歴・人物=
イングランドウェスト・ミッドランズシュルーズベリー出身。
彼は、オールド・ローズ(ガリカ、ダマスク、アルバなど)の芳香と特徴、そしてハイブリッド・ティーやフロリバンダの持つ繰り返し咲き性や色幅の広さを掛け合わせることを育種の重点としている。
彼が初めて世に送り出したバラは、1961年のコンスタンス・スプレイ(Constance Spry)である。
最初や一季咲きや、返り咲いても初夏までのバラであったが、1969年のワイフ・オブ・バス(wife of Bath) ザ・ナイト(The Knight)など1969年以降の作出年作品は、繰り返し咲き性のものを生み出すようになった。
好きなバラは 「枝替わりだけど、ルドゥーテという薄いピンク色をした上品な種」とCHオースティンは そう答えた2012年付近から英国の住宅事情が過密となり、鉢植えがメインになってきたのを境に2014年度あたりから、コンパクトに咲く品種がやや多く選ばれるようになった。
コンパクト品品種3:つる性1の割合 ……
デヴィッド・C・H・オースティンさんが亡くなってから、5年と347日が経ちました。(2173日)