ハインリヒ・シュリーマンJohann Ludwig Heinrich Julius Schliemann
考古学者[ドイツ]
(トロイアを発見)
1890年 12月26日 死去享年69歳
ヨハン・ルートヴィヒ・ハインリヒ・ユリウス・シュリーマン(ドイツ語: Johann Ludwig Heinrich Julius Schliemann, 1822年1月6日 - 1890年12月26日)は、ドイツの考古学者、実業家。
シュリーマンがギリシア神話に登場する伝説の都市トロイアであると主張した遺跡を発掘したことから、実際にトロイアかどうかは根拠がなかった(シュリーマンがトロイアの時代とした地層は後年に否定されている)が地中海文明の遺跡を発掘して喧伝した影響は大きく、地中海考古学の父(Father of Mediterranean Archaeology)と呼ばれる。
ちなみに、この遺跡を最初に発見したのはアマチュア考古学者フランク・カルヴァートであり、考古学者のなかにはシュリーマンを詐欺師と見るものもいる。
また、発掘手法については多くの考古学者から「野蛮でずさん、適切な記録を残さず、遺跡地図もなければ、発掘品の説明もなく、地層を耕して破壊してくれた」と評されており、当時から考古学者のStephen Salisbury IIIなどから批判されている。
10カ国語以上の言語を使うことから、著書の研究は複数の言語を理解している必要があり、内容的にも会えるはずのない人物に会ったなどの事実関係に無理な内容が多く様々な意味で難易度が高いとされる。
1865年には日本の八王子市に訪れた際の日記などが見つかっている。
来歴=
生い立ち=
メクレンブルク=シュヴェリーン大公国(現メクレンブルク=フォアポンメルン州)ノイブーコウ生まれ。
9人兄弟で6 ……
ハインリヒ・シュリーマンが亡くなってから、133年と340日が経過しました。(48918日)