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肝付兼太 氏(きもつきかねた)

声優俳優演出家[日本]

2016年 10月20日 死去肺炎享年82歳

肝付兼太 - 声優、俳優、演出家

肝付 兼太(きもつき かねた、1935年〈昭和10年〉11月15日 - 2016年〈平成28年〉10月20日)は、日本の声優、俳優、演出家。
81プロデュース最終所属。
鹿児島県揖宿郡喜入町(現・鹿児島市)出身、東京府東京市中野区(現・東京都中野区)、板橋区(現・東京都板橋区)育ち。
劇団21世紀FOX初代主宰。
生涯 生い立ち 肝付氏の末裔。
1935年11月15日に鹿児島県揖宿郡喜入村(同郡喜入町を経て、現在は鹿児島市喜入町)で誕生したが、3歳の時に鹿児島を離れ4歳ぐらいまで東京府東京市中野区(現:東京都中野区)に住み、その後は東京府東京市板橋区(現:東京都板橋区)で育った。
戦時中は板橋区立板橋第四小学校時代に群馬県利根郡水上村(同郡水上町を経て、現在は同郡みなかみ町)湯檜曽に学童集団疎開し、その後、山梨県中巨摩郡竜王村(同郡竜王町を経て、現在は甲斐市)竜王に疎開した。
当時は内向的で気弱な性格だった。
両親と泣く泣く別れ、汽車に乗せられた光景がいつまでも脳裏を離れなかったことから、目に沁みるような若葉の緑も澄んだ川の流れも、目には美しいものとして映らなかった。
着いた夜から、東京の両親を慕って涙を流していた。
毎夜泣き明かして暮らしていた肝付をもてあまし、教師は肝付を両親の元へ帰した。
当時は疎開者は目の敵にされていたことから、竜王でも村の子供たちから「都会育ちのいじけっ子、泣き虫っ子」と色々意地悪され、泣き明かす毎日と ……

肝付兼太さんが亡くなってから、8年と61日が経ちました。(2983日)