尾田悟 氏(おださとる)
テナーサクソフォーン奏者[日本]
2016年 9月5日 死去心不全享年90歳
尾田 悟(おだ さとる、1927年9月27日 - 2016年9月5日)は日本のテナー・サクソフォーン奏者。
ハンク・ジョーンズ率いる、グレート・ジャズ・クインテットの発起人。
その演奏はハンク・ジョーンズがレスター・ヤング調と言わしめた。
後に日本のジャズにおけるテナー・サクソフォーン奏者の師と仰がられた。
来歴=
1927年9月27日、福岡県生まれ/東京都在住のテナー・サクソフォーン奏者。
1943年に海軍軍楽隊に入隊、戦後すぐ福岡の米軍クラブで演奏活動を開始。
1947年に上京。
東京ジャイブ、ゲイ・セプテット、ミッドナイト・サンズなどに参加。
1955年には自身のバンド、プレスナインを結成。
1985年にモントルー・ジャズ・フェスティバルに出演。
1990年代にはハンク・ジョーンズ(p)と結成したグレイト・ジャズ・クインテットでも活動し、1994年に『サトリズム』を録音。
1996年には南里文雄賞を受賞。
欧州を中心に海外での演奏活動も多く、若手と共演や育成にも尽力。
2016年9月5日、心不全のため死去。
88歳没。
顕彰=
1996年、第21回 南里文雄賞 受賞。
著書=
『酒とバラの日々』中央出版、1994年。
尾田悟さんが亡くなってから、8年と78日が経ちました。(3000日)