オーギュスト・コントIsidore Auguste Marie François Xavier Comte
哲学者、社会学者[フランス]
1857年 9月5日 死去享年60歳
イジドール・オーギュスト・マリー・フランソワ・グザヴィエ・コント(フランス語: Isidore Auguste Marie François Xavier Comte、1798年1月19日 - 1857年9月5日)は、フランスの社会学者、哲学者、数学者、総合科学者。
1817年からアンリ・ド・サン=シモンの教えをうけ、助手を務めたこともあったが、1824年にけんか別れした。
1841年から1847年までジョン・スチュアート・ミルと親交があった。
「社会学」という名称を創始し、彼の影響を受けた英国のハーバート・スペンサーと並んで社会学の祖として知られる。
『社会再組織に必要な科学的作業のプラン』、『実証哲学講義』、『通俗天文学の哲学的汎論』、『実証精神論』などの著作がある。
生涯を在野の学者として過ごし、パリで死去した。
概要=
1798年1月19日、コントは南フランスのモンペリエに生まれた。
1814年パリの高等教育機関エコール・ポリテクニックに入学を果たしたが、卒業を前に大学で起きた騒動の首謀者とされて退学処分を受けた。
結局、復学せずに1817年以降アンリ・ド・サン=シモンの秘書となってその薫陶を受けたが、1824年に絶縁した。
コントはサン=シモンから得た思想を体系化させていき、革命と王政復古後の混乱にあったフランスの再建を志して、1822年に『社会再組織に必要な科学的作業のプラン』を執筆した。
サン=シモンから自立したコントは数学の家庭教師をしながら生計をたて、1826年には自宅で実証哲学の講義を開始 ……
オーギュスト・コントが亡くなってから、167年と79日が経過しました。(61076日)