藤島桓夫 氏(ふじしまたけお)
演歌歌手[日本]
1994年 2月1日 死去高血圧性脳出血享年68歳
藤島 桓夫(ふじしま たけお、1927年10月6日 - 1994年2月1日)は、日本の演歌歌手。
本名:坂本 義明。
愛称はオブさん。
藤島恒夫と表記されることがあるが誤り。
鼻から頭の先に抜けるような独特の高音と渋みのある低音を織り交ぜた歌唱、粋なマドロス姿や着流し姿で多くのファンに愛された。
経歴=
大阪府大阪市西成区出身。
大鉄高校卒業後、大阪府内の電話局勤務を経て、1950年に「あゝ東京へ汽車は行く」でタイヘイレコードからデビュー。
1954年、「初めて来た港」がヒット。
以後、「かえりの港」「さよなら港」などの港シリーズで一世を風靡。
1956年、「かえりの港」でNHK紅白歌合戦に初出場。
紅白歌合戦には7回連続出場している(詳細は下記参照)。
1957年には「お月さん今晩は」がヒットし、マドロス(船乗り)物以外でもヒットが出ることを証明。
1960年、設立当時の東芝レコードに引き抜かれる形で移籍した。
同年、「月の法善寺横町」が大ヒット。
この曲は藤島の最大のヒットとなった。
ちなみに実際の地名は「法善寺横丁」だが曲名は「法善寺横町」となっている。
その後も長く活躍を続け、1980年にはデビュー30周年記念全国縦断公演を行った。
1992年、第34回日本レコード大賞功労賞を受賞。
1994年1月10日に倒れ、2月1日、高血圧性脳出血のため死去。
66歳没。
同年、勲四等瑞宝章追贈。
代表曲=
「破れソフトのギター流し」(作詞:松村又一 作曲 ……
藤島桓夫さんが亡くなってから、30年と306日が経ちました。(11264日)