ピーター・フィンチPeter Finch
俳優[イギリス]
1977年 1月14日 死去急性心不全享年62歳
ピーター・フィンチ(Peter Finch, 1916年9月28日 - 1977年1月14日)は、イギリス出身の俳優。
来歴=
ロンドンで生まれ、フランス、インド、オーストラリア(両親の出身地)で育った。
本名Frederick George Peter Ingle-Finch。
ラジオや舞台に出演した後、1938年に『Dad and Dave Come to Town』で映画デビューしたものの、ローレンス・オリヴィエの目にとまりしばらく舞台での活躍が続く。
この時期に、当時オリヴィエの妻であったヴィヴィアン・リーと不倫関係になったこともあった。
1940年代後半より再び映画出演に重きを置くようになり、1950年にハリウッド・デビュー。
1971年の映画『日曜日は別れの時』で、同性愛のユダヤ人の開業医を演じアカデミー主演男優賞にノミネートされた。
1976年の映画『ネットワーク』では、ニュース番組放送中に拳銃自殺を予告したのを皮切りに、徐々に狂気に蝕まれていくキャスターを演じ、アカデミー主演男優賞にノミネートされるが、その直後に急性心不全で急逝。
アカデミー賞演技部門史上初の死後受賞となった。
授賞式では、脚本家のパティ・チャイエフスキーが代理としてオスカーを最初に受け取ったが、パティは壇上で、「この賞を正式の受け取れるのは、妻のエレザしかいない。
エレザ、壇上に来て賞を受け取ってくれ」と発言したため、改めてエレザが登壇し、賞を受け取った。
演技部門ではヒース・レジャーが2009年に助演男優賞を受賞するまでの32年間、主演 ……
ピーター・フィンチが亡くなってから、47年と315日が経過しました。(17482日)