中内功 氏(なかうちいさお)
経営者、ダイエー 創業者[日本]
2005年 9月19日 死去脳梗塞享年84歳
中内 㓛(なかうち いさお、1922年〈大正11年〉8月2日 - 2005年〈平成17年〉9月19日)は、日本の実業家。
ダイエー創業者。
戦後の日本におけるスーパーマーケット (GMS) の黎明期から立ち上げに関わり、近年の消費者主体型の流通システムの構築を確立させ、日本の流通革命の旗手として大きく貢献した。
ダイエー会長・社長・グループCEOを歴任したほか、日本チェーンストア協会会長(初代、10代、14代)・名誉会長(初代)、日本経済団体連合会副会長を務めたほか、自身が設立した学校法人中内学園(流通科学大学)学園長・理事長、財団法人中内育英会の理事長も務め、教育者としての一面もあった。
名前の正式な用字は「功」ではなく「㓛」(「工+刀」、㓛:U+34DB)。
生涯=
生い立ち=
大阪府西成郡伝法町(現 大阪市此花区伝法)に父・秀雄、母・リエの長男として生まれる。
父は大阪薬学専門学校(現・大阪大学薬学部)を卒業後、鈴木商店に入社し、退社後大阪で小さな薬屋をはじめた。
母は神社の宮司の娘。
祖父・栄は高知県矢井賀村(現・中土佐町)の士族の家に生まれ、大阪医学校(現・大阪大学医学部)卒業後、神戸で眼科医を務めた。
ダイエーの(エイ)とは、祖父の名前の栄からとられたものである。
中内は神戸三中(現・兵庫県立長田高等学校)を経て、1941年に兵庫県立神戸高等商業学校(新制神戸商科大学の前身。
現・兵庫県立大学)を卒業。
戦時中のため繰り上げ ……
中内功さんが亡くなってから、19年と64日が経ちました。(7004日)