竹村和子 氏(たけむらかずこ)
英文学者[日本]
(お茶の水女子大大学院教授・批評理論)
2011年 12月13日 死去悪性腫瘍享年58歳
竹村 和子(たけむら かずこ、1954年2月3日[1] - 2011年12月13日)は、日本の英文学者。
専門は英米文学、批評理論、映像研究、フェミニズム思想。
元・お茶の水女子大学大学院教授。
ジュディス・バトラーやトリン・T・ミンハなどの著作を翻訳し[2]、日本におけるフェミニズム理論や思想の発展に大きな影響を与えた[3][4]。
略歴=
お茶の水女子大学教育学部卒業。
お茶の水女子大学大学院修士課程修了、筑波大学大学院博士課程退学[5]。
1982年に香川大学教育学部に助手として赴任、1985年から助教授[6]。
成蹊大学助教授、筑波大学助教授を経て[7]、1996年4月にお茶の水女子大学に赴任[4]。
2003年、論文「愛について:アイデンティティと欲望の政治学」にてお茶の水女子大学より博士(人文科学)の学位を取得[8]。
2011年(平成23年)12月13日、悪性腫瘍で死去。
57歳没[9]。
研究=
文学研究者、映像研究者、フェミニズム思想家として活動し、生前に『フェミニズム』と『愛について』を刊行したほか、没後に3冊の著作集が刊行されている[10]。
「フェミニズムを所与の「女」以外のものにも開いていく」ために、異性愛主義への批判を通して、「女」というカテゴリーを脱構築する研究を行った[11]。
活動=
1996年より、お茶の水女子大学ジェンダー研究センターの活動に参加し、研究プロジェクトの推進、研究センター運営に努めた[4]。
在任中、トリン・T・ミンハやイヴ・セジウィックなどを招 ……
竹村和子さんが亡くなってから、13年と201日が経ちました。(4949日)