小林太三郎 氏(こばやしたさぶろう)
経営学者[日本]
(早稲田大学名誉教授・広告論)
2012年 9月20日 死去肺炎享年90歳
小林 太三郎(こばやし たさぶろう、1923年(大正12年)11月13日 - 2012年(平成24年)9月20日は、日本の経営学者。
欧米やアジアの大学には日本と違って広告学部や広告学科があり、多くの研究者がいるが、広告研究においては日本の第一人者。
商学博士、早稲田大学名誉教授(大学院商学研究科、商学部)。
広告研究で博士号を取り、大学院で広告研究の講義をし、広告研究のゼミナールを持った日本最初の人物。
著書である『広告管理の理論と実際』同文舘(1968)は669ページに及ぶ大著。
露出、認知、態度といった消費者行動の段階を明確に定義づけ、学会業界で使用する広告関連用語の標準化に貢献した。
また、多くの広告研究者を世に送り出した(亀井昭宏、小林保彦、嶋村和恵、中山勝己、清水公一、松井陽通、石崎徹、小泉眞人)。
日本広告学会設立に尽力し、長年会長を務め、日本学術会議会員として活躍した。
アメリカ広告学会、アメリカ・マーケティング協会、アメリカ・ダイレクトメール/マーケティング協会(AMA)、アメリカ広告調査財団(ARF)会員。
ミシガン州立大学ゴードン・E・ミラクルは友人。
IAA世界広告会議が東京で開催された折、司会を務め、慰労のため東宮御所に招かれる。
小林 太三郎氏(こばやし・たさぶろう=早稲田大名誉教授・広告論)20日午前6時20分、肺炎のため東京都三鷹市の病院で死去、88歳。群馬県出身。自宅は東京都東村山市萩山町2の21の3。葬儀は近親者で済ませた。喪主は妻敏子(としこ)さん。
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小林太三郎さんが亡くなってから、11年と190日が経ちました。(4208日)