胡桃沢耕史 氏
作家[日本]
1994年 3月22日 死去多臓器不全享年70歳
胡桃沢 耕史(くるみざわ こうし、1925年4月26日 - 1994年3月22日)は日本の作家。
本名は清水 正二郎。
海外を舞台にした冒険小説や、ユーモア推理小説で人気を博した。
東京府南葛飾郡(現在の東京都墨田区)生まれ。
東京府立第六中学校(現在の東京都立新宿高等学校)から拓殖大学商学部卒業。
趣味はバイクツーリング。
高校時代から作家を志す。
1942年に拓殖大学中国語科に入学。
この年に「(戦時中で食料が不足しているため)肉が食べたい」という理由で単独で満州へ密入国し3年間の放浪生活を送る。
1945年に現地で召集を受けて、混成第八旅団で特務機関員として活動、終戦後はシベリアで抑留生活を送った。
1947年に帰国し大学を卒業、1949年に抑留体験をもとにした作品を執筆、東映でシナリオライターとなった後、放浪生活を送る。
1953年からNHKプロデューサーとなり、1955年に「清水正二」名義で中央アジア探検を舞台にした『壮士再び帰らず』で第7回オール讀物新人賞を受賞し、作家専業となる。
関連書籍
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題名
新OL博徒 (光文社文庫)
著者胡桃沢耕史発売元光文社ページ数288ページ発売日1988-12新品価格中古商品¥ 1 より -
題名
袖ノ下捕物帳(1)
著者胡桃沢耕史発売元アドレナライズページ数181ページ発売日2013-02-01新品価格中古商品 -
題名
黄塵を駆ける(上)
著者胡桃沢耕史発売元アドレナライズページ数発売日2014-11-07新品価格中古商品 -
題名
黄塵を駆ける (上)
著者胡桃沢耕史発売元講談社ページ数246ページ発売日1985-11新品価格中古商品¥ 250 より -
題名
天地紙筒之説
著者胡桃沢耕史発売元文藝春秋ページ数278ページ発売日1992-03新品価格中古商品¥ 300 より -
題名
哀しい旅人たち
著者胡桃沢耕史発売元角川書店ページ数231ページ発売日1994-04新品価格中古商品¥ 114 より -
題名
新宿裏町流し唄 (広済堂文庫)
著者胡桃沢耕史発売元廣済堂出版ページ数324ページ発売日1990-04-01新品価格中古商品¥ 196 より -
題名
黒パン俘虜記 (文春文庫)
著者胡桃沢耕史発売元文藝春秋ページ数307ページ発売日1986-01-25新品価格中古商品 -
題名
翔んでる警視 ベストセレクション (広済堂文庫)
著者胡桃沢耕史発売元廣済堂出版ページ数333ページ発売日2001-04-01新品価格中古商品¥ 309 より -
題名
ごきぶり商事痛快譚 (4) (徳間文庫)
著者胡桃沢耕史発売元徳間書店ページ数285ページ発売日1992-12-01新品価格中古商品¥ 1 より
作家。東京生まれ(1925〜1994)。 昭和30年「壮士再び帰らず」で、第7回オール読物新人賞を受賞。昭和58年「天山を越えて」で、第36回日本推理作家協会賞、長篇賞を受賞。さらに同年「黒パン俘虜記」で、第89回直木賞を各々受賞。他に「旅人よ」など、独特な色彩を放つ作品が多い。 「翔んでる警視」シリーズは、直木賞受賞後、新規に独自の路線を築き、大ベストセラーとなった作品である (引用元 Hatena Keyword)