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ポール・テイラー 氏Paul Belville Taylor

振付師[アメリカ]

2018年 8月29日 死去腎不全享年89歳

1930年7月29日、ペンシルベニア州アレゲーニー郡で生まれる。1952年ニューヨークに出てモダンダンスや振付を勉強。’53年振付師として「浮浪者バレエ」でデビュー。’54年自分の舞踊団ポール・テイラー・カンパニーを設立し、以来舞踊団の中心となって活発な活動を展開する。この間’55〜61年マーサ・グラハム舞踊団ソリストも務め、’56年以降世界各地で公演し、注目された。初期の前衛的作風から新古典主義、ユーモアのある風刺風のものまで様々な表現を開拓し、“テイラー・ダンス”と呼ばれる独自の舞踊を作り上げた。主な作品に「三つの墓碑銘」(’54年)、「塔」(’57年)、「オリオール」(’62年)、「スクドラマ」(’63年)、「レント」(’67年)、「チャーチヤード」(’69年)、「Fêtes」(’71年)、「アメリカン・ジェネシス」(’73年)、「エスプラナード」(’75年)、「ダスト」(’77年)、「エアーズ」(’78年)、「ナイトシェード」(’79年)、「サンセット」(’83年)、「ラスト・ルック」(’85年)、「スピンドリフト(波しぶき)」(’93年)、「月かずら」(’94年)、「Piazzolla Caldera」(’97年)、「Oh,You Kid!」(’99年)、「カスケード」(’99年)、「ドリーム・ガールズ」(2002年)などがある。自伝に「Private Domain」(1987年)。’66年初来日、’94年15年ぶりに来日公演。(引用元・日外アソシエーツ 現代外国人名録2016)

ポール・テイラーさんが亡くなってから、5年と235日が経ちました。(2061日)