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種村季弘 氏(たねむらすえひろ)

ドイツ文学者[日本]

2004年 8月29日 死去胃がん享年72歳

種村 季弘(たねむら すえひろ、1933年(昭和8年)3月21日 - 2004年(平成16年)8月29日)は、日本の独文学者、評論家である。
古今東西の異端的・暗黒的な文化や芸術に関する広汎な知識で知られ、クライストやホフマン、マゾッホなど独文学の翻訳の他、内外の幻想小説や美術、映画、演劇、舞踏に関する多彩な評論を展開し、錬金術や魔術、神秘学研究でも知られる。
これに関連して、吸血鬼や怪物、人形、自動機械、詐欺師や奇人など、歴史上のいかがわしくも魅力的な事象を多数紹介。
他方幸田露伴、岡本綺堂、泉鏡花、谷崎潤一郎をはじめとする日本文学にも深く精通し、晩年は江戸文化や食文化、温泉文化などの薀蓄をユニークなエッセーに取り上げている。
稀代の「博覧強記」として知られ、教え子の諏訪哲史は種村を “二十世紀の日本の人文科学が世界に誇るべき「知の無限迷宮」の怪人” と評している(自身が編纂した『種村季弘傑作撰Ⅰ・Ⅱ』の解説にて)。

(1933〜2004) エッセイスト、翻訳家、ドイツ文学者 東京生まれ。東大卒。国学院大学教授。ドイツ文学者。ホッケ、マゾッホなどの著作を訳出紹介するかたわら、マゾッホ、パラケルスス、カリオストロなどの評伝、怪物、ペテン師、錬金術師などをめぐる多彩なエッセイを発表している。「種村李弘のラビリントス」全10巻 他著書多数。2004年8月29日、死去。 (引用元 Hatena Keyword)