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大場松魚 氏(おおばしょうぎょ)

漆芸家[日本]

2012年 6月21日 死去老衰享年96歳

大場 松魚(おおば しょうぎょ、1916年(大正5年)3月15日 - 2012年(平成24年)6月21日)は、漆芸家。
蒔絵の重要無形文化財保持者(人間国宝)。
金沢美術工芸大学教授、輪島漆芸技術研修所名誉所長。
石川県金沢市出身。
本名、勝雄。

 漆芸家で人間国宝の大場松魚(おおば・しょうぎょ、本名大場勝雄=おおば・かつお)氏が21日午前11時5分、老衰のため石川県津幡町の病院で死去した。96歳だった。金沢市出身。自宅は同市森山1の22の14。葬儀は24日午前11時から同市元町1の8の20のセレモニー会館兼六城北で。喪主は長男正志(まさし)氏。  塗り師の家に生まれ、工業学校を卒業後に上京。人間国宝の蒔絵(まきえ)師、松田権六に弟子入りした。蒔絵の技術に精通し、金銀の薄板を漆地と同一面になるように埋める平文(ひょうもん)の技法で高く評価された。 伊勢神宮の御神宝の制作や国宝の中尊寺金色堂の保存修理にも従事。1982年に蒔絵で人間国宝に認定された。 大場氏は今月20日、体調を崩して入院していた。

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大場松魚さんが亡くなってから、11年と299日が経ちました。(4317日)

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