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関野聖雲(せきのせいうん)

彫刻家[日本]

1947年 10月28日 死去享年59歳

名は金太郎。明治22年、神奈川県に生まれ、38年高村光雲に師事、44年東京美術学校卒業、大正10年、母校に助教授として迎えられ、以来昭和19年7月10日退官まで木彫部主任教授として後進の指導に尽瘁した。一方、文展第9回以来毎回入選し、帝展第3回第4回特選となり、以後官展の審査員を勤むること数回、光雲直系の木彫家として高名であった。代表作に木彫「鴦崛摩」「吉祥天」「聖徳太子」などがあり、第3回日展出陳の「大和禅師像」が絶作となった。(参照元・日本美術年鑑 昭和22~26年版)

関野聖雲が亡くなってから、76年と153日が経過しました。(27912日)