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藤枝晃雄 氏(ふじえだてるお)

美術評論家[日本]

2018年 4月26日 死去誤嚥性肺炎享年83歳

藤枝 晃雄(ふじえだ てるお、1936年 - )は、美術評論家、武蔵野美術大学名誉教授。
福井県出身。
東京芸術大学美術学部卒業。
京都大学大学院中退。
ペンシルベニア大学大学院に留学、2002年「ジャクソン・ポロック」で大阪大学文学博士。
専攻はポロック、ブラック、草間彌生など。
1960年代後半から『美術手帖』などに論評をよせている。
クレメント・グリーンバーグが提唱したフォーマリズム批評を日本の美術ジャーナリズムに持ち込んだ。
著書 『現代美術の展開』 美術出版社、1977年 『ジャクソン・ポロック』 美術出版社、1979年/スカイドア、1994年/[新版]東信堂、2007年 『現代美術の展開 美術の奔流この50年』 美術出版社、1986年 『絵画論の現在 マネからモンドリアンまで』 スカイドア、1993年 『現代芸術の不満』 東信堂、1996年 『現代芸術の彼岸』 武蔵野美術大学出版局、2005年 共著編 『空間の論理 日本の現代美術』 原栄三郎、篠原有司男共著、ブロンズ社、1969年 『現代の美術 9 構成する抽象』 講談社、1971年 『巨匠の名画 8 モディリアーニ』 嘉門安雄共編、学習研究社、1977年 『世界の素描 33 マティス 』 講談社、1978年 『アメリカの芸術 現代性を表現する』 弘文堂、1992年 『芸術理論の現在 モダニズムから』 谷川渥共編著、東信堂、1999年 『現代芸術論』 武蔵野美術大学出版局、2002年 『絵画の制作学』 谷川渥、小澤基弘共編著、日本文教出版、2007年 翻訳 グリーンバーグ批評選集 勁草書房 2005.4。

ふじえだてるお(1936―2018) 美術評論家。文学博士。福井県生まれ。東京芸術大学美術学部芸術学科卒業。京都大学大学院美学美術史学専攻修士課程修了。その後、フルブライト奨学生としてオハイオ州のケース・ウェスタン・リザーブ大学大学院に留学、そのほかペンシルベニア大学大学院、アメリカン・カウンシル・オブ・ラウンド・ソサエティーズ、ニューヨーク大学美術研究所などでアメリカ美術を研究。クレメント・グリーンバーグの影響を受け、キュビスム、抽象表現主義、ミニマリズムの系譜のなかにモダニズム芸術の精髄を見いだし、また美術作品の意味を形式から抽出するフォーマリズム(形式主義)批評の日本における展開を意図し、先行世代の「美術批評家」とはまったく異質な立場を確立する。帰国後の1960年代なかばより評論活動を開始。『美術手帖』『みづゑ』『三彩』などの美術誌に多くの論考を発表して、日本におけるフォーマリズム批評の草分けとして、抽象表現主義をはじめとするアメリカ現代美術の紹介に努めた。なかでもジャクソン・ポロックに関しては充実した研究を残している。また並行して日本の現代美術に関しても精力的に発言、とりわけ1970年代には日本の美術ジャーナリズムの中心を担う存在として活躍した。「もの派」や美術家共闘会議(1969年多摩美術大学の学生により結成)など、当時日本の現代美術の主流を占めた多くの動向に対しては常に批判的で、多くの局面で対立したが、その一方で川俣正や辰野登恵子(とえこ)(1950―2014)など独自の視点によって発掘した作家も少なくない。そのフォーマリズムの立場に徹し …… (引用元 コトバンク)

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