川上澄生(かわかみすみお)
版画家[日本]
1972年 9月1日 死去享年78歳
川上 澄生(かわかみ すみお、明治28年(1895年)4月10日 - 昭和47年(1972年)9月1日)は、日本の版画家。
神奈川県出身。
本名は川上澄雄。
青山学院高等科在学中に、木口木版の合田清と知り合っている。
川上澄生の木版画には、大正末期から昭和の頃に盛んとなったオランダ文化研究の影響がみられる。
かつての横浜絵や長崎絵のような発想・主題からやがて明治の文明開化期の詩的表現へと向かっている。
特に長崎南蛮風俗、明治開化風俗に惹かれ、それらは素朴な彫り味と、懐古的な詩情に満ちており、独自なプリミティブな作品を生み出すこととなった。
彼の版画は、すべての工程を一人で行う創作版画であり、自作の版画による絵本も愛好すべきものとなっている。
また、ガラス絵、肉筆画も残しており、国画会の会員となっている。
関連作品
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タイトル 川上澄生全集 第12巻
種別 単行本著者 - 川上澄生
出版社 中央公論新社ページ数 発売日 新品価格 ¥64中古商品 ¥64より -
タイトル 川上澄生全集 第13巻
種別 単行本著者 - 川上澄生
出版社 中央公論新社ページ数 発売日 新品価格 ¥389中古商品 ¥389より
が亡くなってから、51年と199日が経過しました。(18827日)